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真光寺は 浄土真宗本願寺派 のお寺です

みじかな法話

浄土真宗本願寺派の僧侶、宇佐美嘉浩(法名釋嘉心)がみじかに起こったこと、感じたこと、思ったこと等
みじかくお話するコーナーです。みじかな法話(法話でないこともあります)
宇佐美 嘉浩(うさみよしひろ)真光寺衆徒 1968年広島県呉市生まれ ダンスはおどれません。
人身(にんじん)受けがたし今すでに受く 仏法(ぶっぽう)聞きがたし今すでに聞く(礼讃文:三帰依文)

正月法座

活動報告写真 2026年1月10日(土)13時半より
行われました真光寺正月法座の法話
(講師・筆者:宇佐美嘉浩)
を抜粋しながら一部を掲載させて頂きます。

 煩悩にまなこさへられて
 摂取の光明みざれども
 大悲ものうきことなくて
 つねにわが身をてらすなり
先日の除夜会カードにも載せさせていただきましたが、親鸞聖人の高層和讃より頂きました。

 本日はようこそお参り下さいました
今年もどうぞ宜しくお願い致します!
2026年今年はうまどしですね〜
どんな一年になるでしょうかね?うまだけに
この一年も”駆け抜けて”いくんでしょうね・・・私も皆さまにとっても”うま”く行く年となればなあ・・・と
思う事であります(うまだけに!)しつこいですね(笑)

 あなたよく見る顔やけれども・・・誰?・・・誰やったかな?
と思われる方もいらっしゃると思いますから、少しだけ自己紹介させて頂きますね!
(省略)

若い頃はね、”早く結婚したいなあ・・”と思いながらも、結婚出来ない・・・結婚出来ない苦しみがありましたね、
結婚したらその苦しみが無くなるのか?っていいましたら、そうじゃないですよ
結婚したらしたで、新たな苦しみが生まれる
色々とね・・心配事も増えますよ!

  
 
 皆さん・・・”年末ジャンボ宝くじ”は買われましたか?当たりましたか?まあ10枚買えばね・・
300円は当たりますよね・・・。
私が若いころ、学生の頃はね・・お金が無くてね、苦しかったですよ・・・。
お金が無い苦しみです。
これがね宝くじが当たって大金を手にすればその苦しみから解放されるのか!?
そうじゃないですね・・・今度は大金が気になって心配で心配で、新たな苦しみが生まれる・・・。

これを”お釈迦さま”はね・・・生・老・病・死、四苦八苦の四苦の”生”と説かれました。

皆さんもそうだと思いますけどね・・・この私もね毎日毎日”鏡”を見ますね!見られるでしょ!?
お化粧したりね・・・。
歯磨きして顔を洗ってタオルで拭きながら自分の顔を見ますでしょ!?
私もね、顔を拭きながら今日の顔を見ますよ!でもね、毎日見てるせいか?あまり代り映えしませんね(笑)

先日ある所で、子供たちにね、私と妻の写真を撮ってもらいました。最近は便利になりましたね・・・
スマートホンでどこでもかしこでも写真が撮れる、更にはどんなに撮れたか?すぐに見ることが出来るでしょ
どんなに撮れてるか?見ましたらね・・・毎日毎日鏡で見てるこの顔と少し違いましたよ!?・・・

芸能人の様にカッコよく撮れてるのなら良いですが、おじちゃんの様に撮れてるんですよ(笑)
それを見ましてね・・・諸行無常(常にこの世の中のものは移り変わる)って言葉がありますが、ああこの私も
一秒一秒年を重ねてるなあ・・・って改めて気づかされました。
生・老・病・死の老です。

この私も・・若い時があったんですよ!皆さまもね・・若かったんですよ(笑)

高校時代に痛めたひざも悪い。腰も毎年の様にぎっくり腰になる。歯も悪い。眼も悪い。
顔も悪いし、おまけに頭も悪い・・・いいとこありゃせんな!ってぼやいてましたらね
隣の妻がね・・・ほんまや!性格も悪いもんね(笑)

 生・老・病・死。この世に生まれると、生きてると何かにつけて苦しみが生まれ、歳をとり、
病気になったりしながら、必ず死が訪れる。
だけれども、私たちの浄土真宗の開祖、親鸞聖人、ご開山聖人は、こんな私たちにお念仏(南無阿弥陀仏)を
届けて下さった。
つづく

 称名

2026年1月
写真:海の中道海浜公園より

正月法座(2)

活動報告写真  皆さまの拠り所は何ですか?
よりどころ・・・。
世界的には
一位:家族 二位:健康 三位:宗教だそうです。

これが日本では
一位と二位は同じで、三位がお金だそうですよ!

家族・・・みんな元気にこしたことないですけどね、みんな変わりますよ・・・生老病死ですよ!
気が付いたら自分ひとり、ってありますよ。

健康・・・健康にこしたことないですが、これも生老病死。

お金・・・先ほどのね、宝くじじゃないですけどね、お金もありすぎると心配やら不安やらで苦しみになるんですよ!
更にね、この世のご縁尽きる時に・・・持って行けないんですからね・・・。
じゃあ子供に相続するよ!って・・・子供に苦しみを相続することになりますよ!

ちなみにうちの両親が往生した時にはもめませんでしたよ・・・お金がありすぎませんでしたからね(笑)

私たちの浄土真宗は”お聴聞(ちょうもん)にはじまりお聴聞に終わる”と言われるほど、お話を聞かせて頂く事が
大切です・・・と言われますね。
そのため、浄土真宗のお寺の本堂外陣(皆さまが座ってる所)が広く作られています。

京都の中央仏教学院で学ばせて頂いている時に、お聴聞は”昔話を聞くように聞くんですよ”と先生がお話くださいました。昔話?・・・を聞くように?

昔々・・あるところに・・おじいさんとおばあさんが住んでいました ⇒ えっ?いつ?どこに住んでたの?
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました ⇒ えっ?どこの山? どこの川?
おばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこ・どんぶらこと ⇒ ももが?なんで?
などと思わずに・・・考えずに・・・。

昔々・・あるところに・・おじいさんとおばあさんが住んでいました ⇒ ふむふむ
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました ⇒ ほー
おばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこ・どんぶらこと ⇒ へー
とそのままを聞かせて頂くんです!・・・と教えてくださいました。

                                 
 
 こちらのご本尊さまは阿弥陀如来の仏さま、立体的な形ある仏さまです。
中には、親鸞聖人や蓮如上人の様に、掛け軸に仏さまが描かれた仏さまがいらっしゃったり・・・
いろんな仏さまがいらっしゃいますが・・・お念仏も仏さまそのものなんですね・・・。

お念仏もうさせて頂いたその瞬間には、仏さまの腕に包まれて、
あなた一人じゃないよ・・・決してひとりにはさせないからね!といつもお念仏となって
私たちを抱きしめて下さっていますよ。
つづく

 称名

 2026年1月
写真:海の中道海浜公園より

正月法座(3)

活動報告写真

 だけれどもね・・・悲しいかな
この私は”煩悩”に覆われていますから
いつも、いかり・はらだち・そねみ・ねたみ
こういった心が沸き起こってくる。

煩悩:除夜の鐘で108、煩悩の数って言われますが
そんなもんじゃないですよ・・・数えきれないほど・・・です。

更には朝・昼・晩と当たり前の様に沢山の命を食事として奪い、蚊が飛んでくると、パッシっとたたいてしまったり、ゴキブリやら這う虫が出てきますとね
いつの間にやらスプレーをシュッーと吹きかけてしまう・・・。
地獄・餓鬼・畜生にしか生まれようがない私だけれども・・・どうかお念仏申してくれよ・・・どうかお念仏申せるようなご縁にあってくれよ!
と仏さまが願ってくださっておって・・・。

今日、正月法座を通して、お念仏申させて頂くご縁にあわせて頂くと共に、お念仏申す身にお育て頂いておる事で
ございます。
どうぞお念仏申させていただきながら、私ひとりじゃない・・・
いつも仏さまと一緒の生活を送らせて頂きましょう!

 煩悩にまなこさへられて(私たちは煩悩に眼をさえぎられて)
 摂取の光明みざれども(仏さまの救いであるお心の光は見えないけれど)
 大悲ものうきことなくて(仏さまは大きなお慈悲を一時もやめることなく)
 つねにわが身をてらすなり(常に私たちをてらして下さいます)
 
 称名 

2026年1月
写真:真光寺境内


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