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真光寺は 浄土真宗本願寺派 のお寺です

みじかな法話

浄土真宗本願寺派の僧侶、宇佐美嘉浩(法名釋嘉心)がみじかに起こったこと、感じたこと、思ったこと等
みじかくお話するコーナーです。みじかな法話(法話でないこともあります)
宇佐美 嘉浩(うさみよしひろ)真光寺衆徒 1968年広島県生まれ ダンスはおどれません。
人身(にんじん)受けがたし今すでに受く 仏法(ぶっぽう)聞きがたし今すでに聞く(礼讃文:三帰依文)

いつも仏さまに包まれた人生

活動報告写真 青葉の輝きに満ちた季節、親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要御笠組団体参拝「五月八日(月)〜五月十日(水)」に真光寺より参加させて頂きました。初日に慶讃法要、二日目からは親鸞聖人がお生まれになった「日野誕生院」、お得度式をされた「青蓮院」、修行をされた「比叡山延暦寺」、墓所の「大谷本廟」などをめぐりました。御笠組のご住職やご門徒の方々とご一緒させて頂き、大変楽しく充実し、とても有難いことでした。
 
 親鸞聖人ゆかりの地は京都の中央仏教学院の学生時代に訪れた事もあり、ご開山聖人を偲び、またご足労を感じると共に、学生時代の初心を思い返す事も出来ました。同時に現在では僧籍を頂き、お念仏申させて頂いている私ですが、”いつからお念仏を申させて頂いているのだろうか?””初めてのお念仏はいつだったか?”とふと思ったのです。

    
 広島県呉市、会社員の家庭に育った私ですが、浄土真宗の幼稚園にお世話になりました。その時であったのか?
それともどなたかのお通夜や葬儀の時だったのか?はっきりとは思い出されません。
 浄土真宗の幼稚園ですから、お昼の時間に食前食後のことばで手を合わせていた事はうっすらと覚えています。
 いつだったのか定かではありませんが、いつものお坊さんが、家に来られお経が始まりました。しばらくすると鐘がチーン・チーン・チーンと三回鳴らされました。正座で脚もほどほどにしびれていた私、ああーやっと終わった!と思った瞬間、またお経が始まりました。
 ええーまだあるの?
 そう言えば、ふざけてそのお坊さんの真似をして”ナンマンダブツ、ナンマンダブツ”とお念仏申しておったなあ・・・。今思うと、その時のお勤めは浄土三部経のひとつ「仏説阿弥陀経」、そしてお勤め途中に三回鳴らされた鐘の音は、前半終了のリンの音。
 私がそれを知ろうが知るまいが、お念仏を申そうが申すまいが、いつも仏さまは、この私を包んで下さっておられた。お育て下さっておられた。とあらためて気づかせて頂いた有難い三日間のご縁でした。

 称名 2023年7月
(写真上:日野誕生院 下:大谷本廟)


メダカ

活動報告写真  先日の大雨の影響により、メダカがいる火鉢の水があふれそうになっていました。しばらく天気予報は雨です。

少し水を減らそうと近づき、水をすくおうとしたところ、何か違和感を感じました。

老眼の為、眼鏡をはずし水面をよく見てみると・・・2ミリ程の小さな小さなメダカの赤ちゃんが泳いでるではありませんか!

 このままほおっておくと、他のメダカに食べられてしまう・・・ということでとりあえずバケツに移しました。その数・・・ザックリですが40匹程。
このバケツのままでは・・・と、使用していなかった白っぽい石臼へ移しました。(写真右の石臼)

                                
 バケツの際は赤ちゃんメダカが良く見えて確認出来たのですが・・・石臼の柄とあいまって赤ちゃんメダカが見えにくくなってしまいました。トホホ。お参りの際は見てみて下さいね!

 称名 2023年7月

童話

活動報告写真

 むかし昔のことでございます。インドにシビ王という王様がいました。ある日の事、お城のベランダから外を眺めていますと、一羽の鳩が飛んできました。

王様:鳩さん、そんなに慌ててどうしたんじゃ!
鳩:鷹に追われています、どうか私をかくまって下さい。
王様:そうか!わかった!中に隠れなさい。
しばらくすると鷹が飛んできました。

鷹:鳩が飛んできませんでしたか?
王様:うむうむ、知らんぞ!うむうむ。

鷹:私は何日も何も食べていません、あの鳩を食べないと死んでしまいます。
王様:では鳩と同じ大きさのお肉をあげよう!それで鳩は許してあげてくれ!
鷹:同じ大きさのお肉か・・・よし!わかった!鳩は見逃すとしよう!
王様は天秤を取り出し、片方には鳩、もう片方には自分のお肉を削り、そして乗せました。
鳩の方が重たく天秤はつりあいません。

王様:まだお肉が足りないのか・・・それでは・・・。
と更に自分のお肉を削り、天秤にのせますが、つりあいません。
何度か同じようなことが繰り返されますが、天秤はつりあいません。
最後の最後に王様がその天秤に自ら乗りました。そうすると天秤はつりあったのです。
仏典童話「ジャータカ物語」より

どうしたものか私たち人間は小さな命をどうやら軽く見てしまいがちです。ひとつの命は、同じひとつの命です。
と仏さまは教えて下さいます。

 称名 2023年7月
写真:国営海の中道海浜公園


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