浄土真宗本願寺派の僧侶、宇佐美嘉浩(法名釋嘉心)がみじかに起こったこと、感じたこと、思ったこと等
みじかくお話するコーナーです。みじかな法話(法話でないこともあります)
宇佐美 嘉浩(うさみよしひろ)真光寺衆徒 1968年広島県呉市生まれ ダンスはおどれません。
人身(にんじん)受けがたし今すでに受く 仏法(ぶっぽう)聞きがたし今すでに聞く(礼讃文:三帰依文)
もう今年も9月ですね・・・お彼岸です。
早いですね・・・そうこうしてますと今年も終わってゆく・・・トホホ。
今年の秋彼岸法要は9/21(土)13時半より
太宰府市西正寺の山内真隆住職をご講師にお迎えし、お勤め致します。
どうぞ皆さまお誘いあわせの上、お参り下さい。
9/19(木)彼岸入り
9/22(日)秋分の日、お中日
9/25(水)彼岸明け
太陽が真東から昇り、真西に沈んでゆく・・・真西の沈む太陽を見ながら、いずれはこの私の命もこの世のご縁尽きる時が必ずやってくる・・・往き生まれる、往生(おうじょう)させて頂く西方浄土を思いながら・・・
お墓にお参りする、納骨堂にお参りする。
先人の方々を思いながら、偲ばせて頂きながら、この私の命の進むべき道、お念仏の道を再確認させて頂く一週間、
仏教週間でもあります。
先日、何気なくTVを見ていましたら、”散骨”についてやっていました。
散骨=故人様のお遺骨を粉々にして海に散骨するそうであります。結構な費用もかかるようですが、増えてきてるとの事でした。
何年か前にある方が、遺言に”私が死んだらお骨は海にまいてくれ”自然に返してくれ”と書いてあるんですよ!
ほんと面倒な事書いてから・・・困りますわ!と言われてた事を思い出しました。
面倒な事、困る事は置いといて・・・。
海に散骨すると、全てがなくなってしまう、その方がこの世に存在した証(あかし)、生きた証(あかし)が無くなってしまいます。私たちがお念仏申させて頂くご縁を奪うばかりか、子や孫にお念仏が継承されないのです。
お遺骨は亡くなった人でもなく、抜け殻でもなく、お遺骨です。ただの骨です。
ですが、そのただの骨を”ご縁”として、お墓の前や納骨堂の前で手を合わせ、先人の方々思い出しながら、偲ばせて頂きながら、この私がお念仏を申させて頂いておる事でございます。
お念仏申させて頂いたその瞬間には、もうこの私は弥陀の腕の中、仏さまに包まれているのです。
称名
2024年9月
写真:大野城市総合公園
ふむふむ・・・醤油もいいけど、塩もサイコーやね・・・。
バリバリ、ボリボリと3時のおやつでお煎餅を頂いていました。
お煎餅にはやっぱりお茶だね!
とか言いながら・・・
すると口の中に違和感が・・・
口の中って髪の毛一本入っただけでもかなりの違和感です・・が
何倍もの違和感です・・・煎餅ではないなあ・・・。
なんと奥歯の詰め物が外れて取れてるではありませんか・・・。
奥歯の下に大きな穴が現れた状態で、しみたり、痛みは幸いにも無いものの、固形物をかみかみするのに一苦労です。
生老病死・・・。
乳歯が抜け、永久歯になって、虫歯になり
治療して詰め物でふたをし・・・この詰め物にもう何年お世話になったのだろう・・・。歳を重ねて・・・そらあ悪くなります・・・。日頃の何もないのが有難い・・・しみじみお味わいさせて頂きました。
歯も悪い・・・ヒザも悪い・・・腰も悪いし・・・肩もこる・・・頭も悪い・・・顔も悪い・・・
いい所ありゃせん!・・・とつぶやいていますと
横で妻が・・・ほんまやね・・・性格もわるいもんね!
称名
2024年9月
写真:宮地浜海水浴場
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